2018年12月4日火曜日

ジャノメミシン 767HXの修理 (動きが悪い)

ジャノメ 767HX 動きが悪いミシンをお預かりしました。
ジャノメの職業用ミシンで、ライトを2カ所取り付け、針穴糸通し、自動糸切りを採用、スピードの調節もできます。
何処の動作が悪いのか分からなかった為、タイミングベルトを横にズラして上部か下部かを確かめました。
下の回転軸を回したところ問題なく、上軸の方が重いようです。
動きが悪い原因を探す為、押え棒、針棒を取り外しました。
針棒が若干歪んでいたのが原因でした。
(珍しい症状で、年に1回程度あります)

発注していた針棒が入荷しました。
家庭用針仕様の針棒です。
約1週間、取り外したままの状態でした。
組み立てが大変そうです。
押え棒の取り付けです。
中にバネと押え圧力調整の指針を通します。
その後、高さと向きを調整しました。

針棒を取り付けました。
高さと向きを調整、針穴糸通しの高さも調整しています。
全体の点検と試し縫いを行い、問題なく縫え修理完了です。
針棒や回転軸の歪みで交換することは滅多にありませんが、強い負荷が掛かったようです。
交換を行い音も動作も軽くなっています。

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