2019年2月27日水曜日

ブラザーミシン修理 D8000 電源は入るが動かない。

ブラザーD8000 電源は入るが動かないミシンを修理でお預かりしました。
他店で見てもらった所「基板が悪くなっていて修理は不可能」との判断だったそうです。
動かない原因は、ミシンを動かしてるモーターの不良でしたが、メーカーの部品保有期間が過ぎている為、中古の部品交換になります。その他に針棒の不良も発生していたので取り外して確認しました。
矢印部分の針留め(針を取り付ける部分)ですが、経年による針の取り替えで内部の誘導溝が削れて針が斜めにしか取り付け出来なくなっていました。この部品も中古の部品で対応します。
釜の周辺部分は、ほこりが溜まっていましたので、きれいに掃除をしてグリス塗り注油しています。
中古の針棒ユニットが入荷しました。機種が違っていたので丸印部分の糸通し部品が違いそのままユニットでは組めません。
分解して針棒部のみの交換です。
入荷したユニットから針棒のみ、取り外し交換致しました。
出来上がった針棒ユニットを取り付けます。
針棒ユニットを取り付けて微調整をしました。
自動針穴糸通し器を点検した所、糸が通りません。部品を外してみた所、矢印部のフックがまがっていた為です。
調整をして通るようにしました。
全体の清掃・点検調整・注油をしてカバーを組み付けました。
タッチパネルは問題なく反応しています。
試し縫いも問題なく縫えて修理完了です。
末永くご使用下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿