2019年5月31日金曜日

シンガーミシン修理 スクールミシン5030 長期間使っていなかった

シンガー5030長期間使用していないミシンを
修理でお預かりしました。
小学校でお使いのスクールミシンで直線専用の電子ミシンになります。
はずみ車を回してみると重くて回転しません。
まずは、前面カバーをはずし分解して原因を確認した所、針棒を動かす針棒クランクと天びんの固着でした。
矢印の2箇所で固着が発生していてスムーズに
動かないのが原因でした。
さらに分解し固着を除去して動作を回復しました。
年数は経過していますが、内部はほとんど
サビもなくきれいです。清掃しながら
各部に注油をおこない元通りに組み付け
各部の調整をしました。


前面カバーを取付け、試縫いをしました。
きれいな縫い目で縫え問題なくこれからも
ご使用いただけると思います。
他に同機種を5台と電動タイプ5010を1台
お預かりしていますので、早速次のミシンに
取りかかります。

2019年4月24日水曜日

シンガーミシン修理 401A

50年前にアメリカで買ったミシンを修理でお預かりしました。
このミシンは、機番から調べてみるとアメリカ南東部ノースカロライナ州のアンダーソン工場で1961年に製造され58年ほど経過しているようで、私も初めて見るミシンです。
糸が釜に絡んでからが調子が悪いとの事で
すべり板を開け針板をはずします。
針板には、ネジでは止まっていなく本体の
右下にレバーがありこのレバーではずします。
レバーをUPの位置にすると針板が持ち上がり
UNLOCKの位置で更に上がり針板を外すことが出来ます。
釜部を開口し確認をした所、画像の黒い金具
(釜回転止め)がずれていました。
内釜を固定は出来ていますが、糸抜けの調整が必要です。

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糸ぬけを調整し、内釜を装着しました。







試縫いをし、正常に縫える事を確認して
修理完了です。
末永くお使えいただける事と思います。

2019年4月5日金曜日

JUKIミシン修理 TL98SP はずみ車が固くて回りにくい

JUKI職業用ミシン(シュプール98スペシャル)
はずみ車が固くて回りにくいミシンを修理で
お預かりしました。


底カバーを外して点検したところ、上下送り軸の左部が
固着していました。
矢印の部分やその他も古いミシン油の固着がひどく、動作に影響があります。軸を抜き研磨して固着を除去後、
新しいミシン油を差して組立です。
矢印の送り台も固着で動きがスムーズではありません。
送り台の軸をぬき固着を除去しました。
その他の古いミシン油の固着や汚れを清掃して
全体の注油や調整をして組立です。
試し縫いをして問題なく縫えています。
末永くご使用下さい。
最後にミシン油についてお話しておきます。
ミシン油は通常、無色透明で臭いません。色が黄色くなっていたり臭いがしたら古くなっていますので、新しいミシン油をご購入下さい。




2019年4月2日火曜日

べビーロック修理 BL66リミテッドエディション 針留め板が外れた

ベビーロックBL66LE針留め板が外れたロックミシンを
お預かりしました。
点検した所、針留め糸案内を固定しているビスが取れて
針留め板が外れていました。
まずは、掃除をする為に全体のカバーを外し、針留めと
針棒の分解しました。
外した針留め組と針留めネジ、その下の矢印の部品が針留め板です。針留め組の中央左に見えている針留めリンクピンも緩んでいました。
この部分は、指で押して動いてはいけない部分です。





針留め組を下からのぞくと、針留め板を固定している
糸案内を大変小さいカメラビス2本で固定してます。
矢印の1本が振動でゆるんでなくなって糸案内がずれて
針留め板が取れてしまっていました。




針留め板を2個入れて糸案内とリンクピンを固定して
元どおりに組み付けて完了です。カバーを取り付ける前に各部の固着やサビを除去して、注油や調整をしてカバーの取り付けです。
エアースルー機構の管の内部も掃除をして糸の通りも問題ありません。
カバーを取付て試縫いを行いました。
糸調子の微妙なズレを内部のワイヤーで
調整し問題なく縫えております。
末永くご使用下さい。

2019年3月27日水曜日

ヤマザキミシン修理 AG-002

アックスヤマザキさんの山﨑範夫のミシンを
修理でお預かりしました。
長期間使用していないとの事でメンテナンスをご依頼です。


長期間動かされてなかったのでミシンの回転が
重くなっていました。
分解して各部の清掃、注油調整を行いました。
メイン基板やモーターも点検しましたが
問題はなさそうです。
上軸にサビを発見しました。
年数が経過するとやはりサビは避けられません。
研磨してサビを落としました。
回転もスムーズになりました。
背面カバーと前面カバーを取り付け全体の
調整をして点検と試縫いを行いました。
動きも軽くなり軽快に縫えています。
年数は経過していますが末永くお使い下さい。


2019年3月14日木曜日

三菱ミシン修理(古いミシンの修理)

「モーターベルトが切れ、コントローラーを失くして縫えない」とのご依頼で三菱の60年くらい前のミシンをお預かりしました。
動きに問題ないようですが整備します。
針板を取り外しました。
矢印部分の溝にホコリが溜まると送り歯の動きが悪くなります。外しましたので掃除しました。
底からの画像です。
経年で油汚れが目立ちます。パーツクリーナーで汚れ落としを行いましたが、時間が掛かりそうなので分解することにしました。
家庭用の分解はあまり行ったことがありませんが、割と簡単に分解できました。
洗剤を使い部品の油汚れを落とします。
縫い目の長さ調節部分ですが、ダイヤルを回しても変更できません。
矢印の突起物が出てくるのですが、分解して直しています。
突起物は矢印部分に当たり、前進と後進の長さを左のレバーで調整しますが、当たっていませんでした。 長さの変更が出来るように調整しています。
下糸巻きです。
ゴム輪は交換済みでしたが、はずみ車に当たっていませんでした。 矢印のネジ調整でゴム輪が当たるように調整しています。
針棒クランク(針を上下させる)ですが、糸が絡んでいました。
引っ張りましたが、切れてしまい針棒を取り外して絡んだ糸を取り除きました。
底部分です。
洗剤で汚れを落とし組み立てました。
随分ときれいになり、快調に動いています。
点検整備を行い、試し縫いですが業務用の糸が外れてしまいます。たまたま三菱のMに引っ掛かりきれいに縫えました。
200M巻の糸では問題ありません。 末永くご使用ください。

2019年3月11日月曜日

ジャノメミシン エクセル18SPの修理 (返し縫いが出来ない)

ジャノメ エクセル18 返し縫いが出来ないミシンをお預かりしました。
点検を行ったところ、模様選択ダイヤル不動、全体の動作も悪い状態でした。
底カバーを取り外しました。30年くらい前のミシンですが、あまりご使用されていないようで、ホコリも少なくきれいな状態です。
上カバーを取り外しました。
きれいな状態ですが、グリスの劣化で固くなっていました。 この後に洗浄しています。
模様選択ダイヤルの裏側になるカムユニットが油切れで固くなっていました。
パーツクリーナーで洗浄して注油を行い、ダイヤルを少しずつ動かし正常にしています。
返し縫いの切り替え部分です。
こちらもグリスが固くなり、動作不良を起こし、返し縫いが出来なくなっていました。
切り替えのレバーを取り外しました。
劣化したグリスを取り除き洗浄しています。
洗浄後、組み立てて動作を確認を行い、問題なく切り替えできるようになり、新しいグリスを塗っています。
送り歯の上下カム、カマの回転ギアなどを掃除してグリスを補充しています。
全体の点検と注油、糸調子を合わせ、動かなかった模様選択ダイヤルも正常にしています。
頑丈な造りになっていますので、まだまだご使用可能です。 末永くご使用ください。

2019年3月7日木曜日

JUKIミシン修理 TL90糸調子があわない

JUKI TL90「糸調子があわない」修理で全体点検整備もご依頼頂きました。
このミシンも29年前に誕生してマイナーチェンジを繰り返して現在も後継機種が販売されています。
底カバーを開け点検していると、やはり経年劣化で糸切りカムに亀裂が入っていました。
今は、糸も切れるでしょうが、部品の供給がある内に交換をオススメしました。
糸調子不良の原因のひとつに釜の油ぎれがあります。
矢印の部分に油を半滴差すとそれだけで改善します。
糸取バネですが、なにか違和感があり糸取バネを取り外すと加工してありました。
運動量が不足していたので交換しています。
糸切りカムの交換で取り外す為に、下軸を右に移動する必要があり黄色い矢印のパーツのネジをゆるめて移動させ取り外しました。
取り外した糸切りカムです。
亀裂が入ってます。
左の新しいカムと交換します。
上カバーも開けて各部の点検注油を行っています。
ご使用のボビンケースは、純正品ではなく糸切りの残量がみじかくなってしまいます。
新しいボビンケースをお付けしました。
底カバーですが、経年の割にはきれいな状態です。若干の油汚れがあり掃除致します。
きれいにしましたが、若干の変色でこれ以上はきれいになりません。

全体の注油と掃除を行い、試し縫いもきれいに縫え動作音も良好です。
永年ご使用されていますが快調になりました。
末永くご使用下さい。