2018年9月7日金曜日

ジャノメミシン CPー300の修理

                                         ご相談内容:カマからガタガタと音がする。
                                                               糸通しフックをなくした,
                         糸調子が合わない、全体調整
 


                 ジャノメのコンピューターミシンです。
                実用模様だけのシンプルで丈夫なミシンです。
                人気商品で、現在もデザインを変更して販売されています。
 
 
                糸調子ダイヤルが0になっています。
                通常、0ではきれいに縫うことができません。
                ボビンのセットが不充分だったのではないでしょうか。
                
                                          通常、オートに合わせるときれいに縫えます。
 

                全体整備の為、前面カバーを取り外しています。
                内部の掃除と注油を行いました。
 

                モーターや下軸を動かすベルトが2本入っているのですが、
                ローラーの油切れでキュルキュルと異音が出ていました。
                取り外しています。
 

                取り外したベルトを張っていたローラー(アイドラー)です。
                グリスが劣化して固くなっていたので拭き取り
                新しいグリスを塗って戻しています。
 

                カマの底カバーを取り外しました。
                ギアに塗っているグリスが劣化で固くなり
                取り除いて新しいグリスを塗っています。
 
 
                左カバー(面板)を取り外しています。
                糸取バネに糸ホコリが、絡みつき汚れています。
 
 
                糸絡みを除去して清掃し、糸取バネの動きをよくしています。
 

                                          本体と 前後カバーです。
                調整・内部掃除・注油を行い組み立てます。


                内ガマはキズや劣化で
                糸が引っ掛かりやすくなっていて交換しました。
                針穴糸通しフックも取り付けています。
                全体の点検を行い、試し縫いもきれいに縫え修理完了です。
 
                今回の作業として
                ・糸通しフック交換と調整
                ・内カマ交換、カマ内部掃除
                ・ベルトを張っているローラーの分解掃除
                ・糸取バネの掃除と調整
                ・糸調子ダイヤル調整
                ・全体点検・内部掃除・注油
                を行いました。
 
                当社では、安心の修理保証をつけておりますので、
                今後もお困りのことがあればお気軽にご相談ください。
 
 
 

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