ハスクバーナ サファイア870 はずみ車が回らない。糸切り後、動作が重くなったミシンをお預かりしました。
ハスクバーナのキルト仕様のモデルです。
懐が広く大きな作品も、楽に縫えます。
10年くらいご使用で、全体点検・整備の依頼も受けました。
後ろカバーを取り外しました。
懐が広い為、頑丈なアルミフレームを使っています。
フリーアーム部分も長く、袋状の物やズボンの奥なども縫いやすいと思います。
前面カバーを取り外しました。
コンピューターとパルスモーターで制御している為、上部の中央部分は上軸だけでくシンプルな構造です。
フリーアーム部分も部品点数が少なく、シンプルな構造です。
カマの底部分ですが、若干のホコリがありますが、内部はきれいな状態です。
針棒付近も若干のホコリがありますが、きれいな状態です。
カマ内部はお手入れされているようで、きれいな状態ですが、カマの下にはホコリが若干あります。
この状態でカマに傷が無いか確認しましたが、問題なさそうです。
ただ、音が若干大きかったので、カマの回転止めを調整して静かになっています。
自動糸切りのメスです。
最近の自動糸切りは、カッターの刃を使っている機種が増えています。
交換をして元に戻しています。
針が前方に落ちていた為、中央に落ちるように位置を調整しています。
針穴糸通しフックの先端が欠損していましたので交換しています。
全体の掃除と注油を行い動作も軽く動くようになっています。
試し縫いを繰り返し行い、修理完了です。
当社では安心の修理保証をおつけしておりますので、今後もお困りのことがあればお気軽にご相談ください。
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