2018年10月10日水曜日

ハスクバーナ サファイア 870 QUILT の修理

ハスクバーナ サファイア870 はずみ車が回らない。糸切り後、動作が重くなったミシンをお預かりしました。
ハスクバーナのキルト仕様のモデルです。
懐が広く大きな作品も、楽に縫えます。
10年くらいご使用で、全体点検・整備の依頼も受けました。
後ろカバーを取り外しました。
懐が広い為、頑丈なアルミフレームを使っています。
フリーアーム部分も長く、袋状の物やズボンの奥なども縫いやすいと思います。
前面カバーを取り外しました。
コンピューターとパルスモーターで制御している為、上部の中央部分は上軸だけでくシンプルな構造です。
フリーアーム部分も部品点数が少なく、シンプルな構造です。
カマの底部分ですが、若干のホコリがありますが、内部はきれいな状態です。
針棒付近も若干のホコリがありますが、きれいな状態です。
カマ内部はお手入れされているようで、きれいな状態ですが、カマの下にはホコリが若干あります。
この状態でカマに傷が無いか確認しましたが、問題なさそうです。
ただ、音が若干大きかったので、カマの回転止めを調整して静かになっています。
自動糸切りのメスです。
最近の自動糸切りは、カッターの刃を使っている機種が増えています。
交換をして元に戻しています。
針が前方に落ちていた為、中央に落ちるように位置を調整しています。

針穴糸通しフックの先端が欠損していましたので交換しています。











全体の掃除と注油を行い動作も軽く動くようになっています。
試し縫いを繰り返し行い、修理完了です。
当社では安心の修理保証をおつけしておりますので、今後もお困りのことがあればお気軽にご相談ください。

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