JUKI シュプール98SX 送り歯の動きが悪いミシンをお預かりしました。
10年以上経過していると思われますが、修理すれば、まだ充分ご使用できそうです。
このタイプの水平送り軸は矢印の部分の固着を数回修理していますが、今回は違うようです。
糸切りカムです。
亀裂が入っていて交換が必要です。
水平送り軸の固着部分は、右側でした。
今回が初めてです。 たくさんご使用のようですし、何処が固着してもおかしくありません。
取り外すことにしました。
水平送り軸を取り外し固着部分を研磨、軸を受ける部分も研磨して元に戻しています。
糸切りカムを取り外した画像です。
釜の回転軸を15センチくらい右に移動させると外すことができます。
この後、新しい糸切りカムと交換しています。
はずみ車を回した時に違和感があり、分解したとこを、下糸巻の時に針が動かなくする為のクラッチバネが変形していましたので、交換しています。
糸調子皿の外側がサビいましたので、分解してサンドペーパーで研磨しています。
交換しました、クラッチバネと亀裂の入った糸切りカムです。
部品の交換を行い、カマのキズを研磨して快調に動作してくれました。
試し縫いは問題なく縫え、また自動糸切りも快調です。 10数年経過していますが、末永くご使用ください。
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