2019年9月15日日曜日

ブラザー LS-500 内ガマ不良と糸絡みの修理

ブラザー LS500 内ガマの交換、針棒付近の糸絡み、内部掃除と全体点検でお預かりしました。  このミシンはLS700の糸切りなしで、模様を減らした機種になります。
前面カバーを取り外しました。
カマ周辺にホコリが溜まっています。掃除から始めました。
針棒クランク付近に糸が絡んでいます。
この状態ですと、縫っている糸に触れて更に絡んだり、動作不良を起こしますので除去します。
針棒クランクを止めてある鍋ネジを2カ所緩めて、軸をズラして絡んだ糸を除去しました。
短い糸はなかなか外れず、簡易分解したほうが完全に除去でき、時間短縮になります。

カマ周辺を掃除しました。
カマ内部にホコリが溜まると糸が絡みやすくなり、周辺のホコリは動作不良や異音の原因になります。
全体の掃除と注油・グリスの補充、ベルトやクラッチ等の点検を行っています。
カマに針が当たり、小さな穴が開いています。
この時点でカマが変形してしまい、異音や糸絡みの原因になります。 新しい内カマと交換しています。
掃除とカマ交換で快調に縫えるようになっています。 ボタンスイッチ、スピード調整、下糸巻きなどは良好です。 まだまだご使用できそうです。 末永くご使用ください。

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