2019年11月14日木曜日

ジャノメ ME-830 天びんの奥に糸が絡んだ

ジャノメ ME-830 天びんの奥に糸が絡んだミシンをお預かりしました。

左側のカバーを取り外しました。
針棒クランク付近に白い糸が絡んでます。
内部に噛んでいるようでピンセットを使っても外れません。
前面パネルを取り外し、糸調子ダイヤル装置も外さないと取れそうにありません。
糸調子ダイヤル装置を取り外し、矢印の2つのネジを緩めて隙間をつくり取り外します。
針棒クランクに隙間をつくりました。
これで簡単に糸が外れます。
クランクの奥まで糸が噛んでしまうと、ここまで分解しないと取れません。
きれいに取り外しました。
(糸が絡んだら取り外さないと、伸びた糸が縫っている糸を引き寄せて、何重にも絡むことがあります。)
内部の簡単な掃除と注油・点検を行い、前面パネルを取り付けました。

試し縫いを行うとカマ付近から異音がしましたので、内ガマを確認すると深いキズがあり、新しい内ガマと交換しました。
天びんクランクに糸が絡んだミシンの修理でしたが、そのままの状態ですと回転不良を起こして動かなくなる場合があります。ご注意ください
整備後は新品の様に快調に縫えました。

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